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OneDriveは個人用のファイルストレージであり、SharePointは共同作業用のストレージプラットフォームです。しかし、この2つのサービスは基本機能を共有しておりデザインも類似しています。したがって、ここに記載されている保持方法はSharePointサイトにも適用されます。SharePointの保持について詳しくは、こちらをご覧ください。
保持ポリシーとは、組織のデータをどの程度の期間保持し、いつ消去するかを定めるルールです。Microsoft 365では、企業が一定期間データを保持するためのポリシーを設定したり、特定の期間が経過した後にデータを削除するためのポリシーを設定することができます。これらのポリシーは、企業が必要とする期間、重要なビジネスデータを保持するために利用することができます。
注意:保持ポリシーを作成および設定するには、グローバル管理者またはコンプライアンス管理者の権限が必要です。
ステップ1:Microsoft Purviewコンプライアンスポータルを開き、「データライフサイクル管理」に移動します。
ステップ2:「アイテム保持ポリシー」を選択し、「+新しいアイテム保持ポリシー」をクリックします。
ステップ3:保持ポリシーに名前を付け、必要な保持ポリシーの種類を選択します。
ステップ4:保持場所として「OneDriveアカウント」を選択します。管理者は、「含まれる」または「除外」設定で特定のアカウントを選択することができます。
ステップ 5:保持期間を選択します。管理者は、選択したOneDriveアカウントのデータを任意の期間または無期限で保持することができます。
ステップ6:設定内容をチェックし、「送信」をクリックします。
eDiscoveryについての詳細は、こちらをご覧ください。
ステップ 1:Microsoft Purviewコンプライアンスポータルへアクセスします。
注意:Microsoft Purviewコンプライアンスポータルにアクセスするには、グローバル管理者またはコンプライアンス管理者のアカウントでログインする必要があります。
ステップ2:左側の「電子情報開示(eDiscovery)」-「標準(Core eDiscovery)」へ移動します。
ステップ4:「+ケースを作成」をクリックしてケースを作成します。
ステップ5:ケース名をクリックし、上部メニューの「保留リスト」に移動します。次に、「+作成」をクリックします。
ステップ6:保留リストに名前を付け、必要に応じて説明を追加してください。
ステップ 7:SharePointサイトの隣にあるトグルボタンをオンにします(OneDriveアカウントはSharePointサイトに含まれています)。
ステップ 8:特定のOneDriveアカウントにホールドを設定するには、「サイトを選択」をクリックします。管理者はOneDriveサイトのURLリストから選択するか、特定のOneDriveアカウントのURLを手動で追加することができます。
ステップ9:クエリ(キーワード)を追加します。
ステップ10:設定を確認し、「送信」をクリックしてください。
Microsoft 365における保持ポリシーとeDiscoveryホールドの違いについて詳しくは、こちらをご覧ください。
公開日:2021年10月28日
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