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保持のみ:コンテンツを永久に、または指定された期間保持する
削除のみ:指定された期間が経過した後、コンテンツを完全に削除する
保持後に削除:コンテンツを指定された期間保持した後、完全に削除する
保持ラベルと保持ポリシーを使用できるプランとライセンス要件については、こちらをご覧ください。
アイテム保管ライブラリに保存されたデータは、SharePointのストレージ容量としてカウントされます。組織ごとのSharePointの総ストレージ容量は、1TBに加えて、Microsoft 365のライセンスユーザー数×10GBと設定されています。この容量を超える場合、月額200ドル/TBで追加ストレージを購入する必要があります。データを保持しつつストレージコストを節約するためには、SysCloudのようなサードパーティのクラウドバックアップソリューションを選択することをおすすめします。
トレーニング可能な分類子のパターンマッチ。
コンテンツが完全に削除される前に、処理確認をサポートします。
注意:保持ラベルを作成および設定するには、グローバル管理者またはコンプライアンス管理者である必要があります。
ステップ1:Microsoft Purviewコンプライアンスポータルで、「ソリューション」項目の「データライフサイクル管理」に移動し、「ラベル」タブをクリックし、「ラベルを作成」をクリックします。
ステップ2:要望に応じた保持ラベルの設定を定義します。データをどの程度の期間保持するか、保持を開始するタイミング、保持期間が終了した後にどのような処理を行うかを設定できます。各設定についてはこちらをご覧ください。
ステップ3:ラベルの詳細を確認し、「ラベルを作成」をクリックします。
ステップ4:ラベルを作成した後、すぐに公開するか、特定のコンテンツタイプに自動適用するか、または何も行わずに保存後に公開することができます。
保持ラベルを作成した後、公開する必要があります。保持ラベルは、そのラベルの機能に応じて、異なる場所に公開することができます。保持ラベルを公開すると、それらは保持ラベルポリシーに含まれ、管理者やユーザーがコンテンツに適用できるようになります。
単一の保持ラベルは、複数の保持ラベルポリシーに含まれることがあります。また、単一の保持ラベルポリシーには複数の保持ラベルを含めることができます(ただし、自動適用の保持ラベルポリシーは単一のラベルのみを含むことができます)。
注意:保持ラベルはPowerShellを使用して作成することもできます。
ステップ1:Microsoft Purviewコンプライアンスポータルで、「ソリューション」項目の「データライフサイクル管理」に移動し、「ラベルポリシー」タブをクリックし、「ラベルの発行」をクリックします。
ステップ2:公開用のすべてのラベルが一覧表示される画面で、公開したいラベルを選択してください。
ステップ3:ポリシーを「Adaptive(アダプティブ)」か「静的」にするかを選択します。保持ポリシーの範囲についてはこちらをご覧ください。
ステップ4:ステップ3で「Adaptive」を選択した場合:「スコープの追加」をクリックし、作成済みのアダプティブスコープを一つ以上選択します。次に、1つ以上の場所を選択します。(選択できる場所は追加したスコープタイプによって異なります)アダプティブスコープタイプ、利用可能な場所と属性、アダプティブスコープの設定方法についてはこちらをご覧ください。
ステップ5:ポリシーに名前と説明を追加し、詳細を確認します。
2)自動適用されるラベル
注意:
OneDrive / SharePointで保持ラベルを適用する方法について
2. 管理者は、SharePointのライブラリ、フォルダー、またはドキュメントセット内のすべてのコンテンツに既定の保持ラベルを適用することができます。その方法についてはこちらをご覧ください。
3. 保持ラベルは、Outlookでルールを作成することにより、自動的にメールに適用することが可能です。その方法についてはこちらをご覧ください。
注意:
保持ラベルがコンテンツに適用された後、特定の保持ラベルが適用されているすべてのアイテムを見つけるためにコンテンツ検索を使用することができます。
また、保持ラベルはDLP(データ損失防止)ポリシーの条件としても使用できます。保持ラベルをDLPポリシーの条件として使用する方法について詳しくは、こちらをご覧ください。
注意:保持ポリシーを作成または設定できるのは、グローバル管理者またはコンプライアンス管理者のみです。
ステップ1:Microsoft Purviewコンプライアンスポータルを開き、「データライフサイクル管理」に移動します。
ステップ2:アイテム保持ポリシー」タブを選択し、「新しいアイテム保持ポリシー」をクリックし、名前と説明を入力します。
ステップ3:保持ポリシーの種類(アダプティブまたは静的)を選択します。保持ポリシーの種類についてはこちらをご覧ください。
ステップ4:ステップ3で「Adaptive(アダプティブ)」を選択した場合:「スコープの追加」をクリックし、作成済みのアダプティブスコープを一つ以上選択します。次に一つ以上の場所を選択します。選択できる場所は追加したスコープタイプによって異なります。アダプティブスコープタイプ、利用可能な場所と属性、およびアダプティブスコープの設定方法についてはこちらをご覧ください。
ステップ5:組織の要件に応じて、保持設定を構成します。
ステップ6:設定を確認し、「送信」をクリックしてください。新しい保持ポリシーが作成されます。
保持ポリシーの競合がどのように解決されるか、関連する例を含めた詳細は、Microsoftのドキュメントを参照してください。
SharePoint / OneDriveの場合:SharePointのメンバーシップ権限、共有およびアクセス権限、サイトのテーマおよび関連設定は保持されません。
Exchange Onlineの場合:終了日が設定されていないカレンダー項目やタスク、テーマおよび関連設定は保持されません。
また、ポリシーごとのアイテムの最大数にも制限があります。詳細はこちら
Microsoftが提供する保持ポリシーと保持ラベルは、法令遵守、訴訟やセキュリティ侵害のリスク低減、そしてユーザーが常に最新かつ関連性のあるコンテンツを扱うことを保証するために必要です。しかしながら、これらはバックアップやリストアを目的として設計されているわけではなく、バックアップソリューションとしては重大な制限があります。バックアップやリストア機能を目的とした場合、SysCloudのようなサードパーティのクラウドバックアップアプリケーションの方が最適です。
SysCloud(Microsoft 365用)は、Exchange Online、OneDrive、連絡先、SharePoint、Teams、OneNote、Planner、Stream、Whiteboard、パブリックフォルダー、アーカイブメールボックスなど、あなたのMicrosoft 365アプリのすべてを自動的かつ安全にクラウドバックアップします。SysCloudを使用することで、管理者は誤って削除されたデータやランサムウェア攻撃から簡単に復旧することができ、バックアップアーカイブ内のコンプライアンス違反を特定することも可能です。
公開日:2021年10月26日
読了時間:約20分
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